
ポケモンカードの中でも伝説と呼ばれる“ポケモンカード イラストレーター”。その希少性と歴史的背景から、単なるコレクターズアイテムの枠を超え、まさに芸術品として高値で取引されています。本記事では、その魅力や相場、投資性、さらには似た高額カードとの比較まで、プロの視点で深掘りします。
ポケモンカード イラストレーターってどんなカード?
“ポケモンカード イラストレーター”は、1997〜98年に『コロコロコミック』誌上で開催されたイラストコンテストの受賞者に贈られた、超希少なプロモーションカードです。配布はわずか39枚程度とされ、公式再配布は一切なし。通常のカードとは異なり、タイトルには「イラストレーター」と表記され、背面には筆やインク壺が描かれています。この特別仕様により、もはやカードという枠を超え、アート作品としての価値があります。
カード性能に関してはトレーナーカードであるため戦闘には使えず、純粋に賞品・コレクション向け、つまり“美術品”としての存在です。そして、イラストを担当したにしだあつこ氏はピカチュウなど初期ポケモンのデザインを手がけた原画家で、ファンへの愛も感じられる一枚です
ポケモンカード イラストレーターの相場ってどのくらい?
- 未鑑定・美品:約6〜7.5億円
- PSA10鑑定品:約7億円
- 出品数:市場流通は10〜20枚程度、出品は極めて稀
- タイミングや鑑定有無で数千万円単位で変動あり
- 今後も高騰余地大。コレクターや投資家間で需要継続と見られます
ポケモンカード イラストレーターが投資向けな理由
- 市場流通は10〜20枚程度、希少性が圧倒的(過去は数十万円→現在は億円単位)
- 2022年には約6460万円、現在は7.5億円まで上昇
- PSA10は7億円、未鑑定でも6億円超え。鑑定で価値が約1億円アップ
購入するタイミングと売却のタイミングは?
- 購入タイミング:相場が6〜7億円台前半にある今が狙い目。PSA10未満なら割安感あり
- 売却タイミング:相場7億円台後半、話題性や世界的注目による一時的高騰時が最適
上昇トレンドカードとの比較
以下は、同じく高額取引される代表的なカードとの比較表です。
カード名 | 型番 | 美品相場 | 傷あり相場 | PSA10相場 | コメント |
ポケモンカード イラストレーター | – | 6–7億円 | 5–6億円 | 約7億円 | 圧倒的希少価値と歴史性 |
海外版初期リザードン | – | 約4.4億円 | 約3.5億円 | 約4.4億円 | エラーカードと人気の組み合わせ |
初期国内版リザードン | – | 約5000万円 | 約4000万円 | 約5000万円 | 初期ファンに絶大な支持 |
バックレスカメックス | – | 約4000万円 | 約3000万円 | 約4000万円 | 完全版初期裏の魅力溢れる一枚 |
ピカチュウ・ポケモンスナップ | – | 約3500万円 | 約3000万円 | 約3500万円 | メディア露出も強い注目株 |
比較コメント:
ポケモンカード イラストレーターは、他の上昇カードに比べ価格が約2倍以上高く、今購入すべきかは「資金に余裕があるか」が判断基準。希少性と歴史価値を重視するなら、今が絶好のタイミングです。
まとめ
ポケモンカード イラストレーターは、限られた39枚のうち市場流通はわずか10〜20枚、PSA10なら約7億円、未鑑定美品でも6〜7.5億円と驚異的な価格水準です。過去20年間で数十万円→数千万円→数億円へと右肩上がりに成長し、今後も高騰余地あり。資金に余裕があり、アートとしての価値を求めるコレクターにとっては、手にすべき究極の一枚と言えるでしょう。
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